台湾本島から飛行機で約50分。エメラルドグリーンの海に囲まれた澎湖(ポンフー)諸島には、世界中から人々が訪れるロマンチックな絶景スポットがあります。それが、七美島(チーメイとう)に位置する「ダブルハート石滬(せきこ / 英語:Double-Heart Stone Weir)」です。

1.おすすめの理由
- 奇跡のロマンチック景観:2つのハートが重なった美しいデザインで、澎湖を代表する愛のシンボルとして親しまれています。
- 伝統的な先人の智慧:干満差を利用して魚を追い込む伝統漁法「石滬(いしこ)」が、ほぼ完全な形で保存されている貴重な文化遺産です。
- 絶好の写真撮影スポット:高台の展望台からは、透明度の高いエメラルドグリーンの海と黒い玄武岩で積まれた石滬の見事なコントラストを一望できます。
2.住所・所在地
- 住所:澎湖縣七美鄉東湖村(澎湖県七美郷)
3.周辺施設
- ダブルハート景観展望台(雙心石滬觀景台):石滬を見下ろせるベスト撮影ポイント。休憩用ベンチや日よけスペースがあります。
- 土産物・軽食売店:展望台周辺に地元のお土産やドリンク、かき氷を販売する屋台があります。
- 七美遊客中心(七美観光案内所):南滬港のすぐ近くにあり、島内マップの配布やトイレサービスを提供しています。
- コンビニ:南滬港周辺にファミリーマート(全家便利商店)があります。
4.周辺の宿泊施設と価格相場
七美島には大型の5つ星ラグジュアリーホテルはありませんが、温かみのある民宿(B&B)やゲストハウスが中心となります。
| 宿泊タイプ | 特徴・環境 | 1泊あたりの目安料金(1室) |
| アットホームな民宿 | 南滬港周辺に多数。アットホームで港からの送迎付きが多い | 約 1,800 ~ 3,500 TWD |
| 海景(オーシャンビュー)民宿 | ダブルハート近くや海岸沿いに位置し、夕日や朝日を楽しめる | 約 2,500 ~ 5,000 TWD |
| ゲストハウス / ドミトリー | 一人旅やダイバー向けのシンプルな部屋 | 約 600 ~ 1,200 TWD / 人 |
5.周辺の在地(ローカル)グルメ
- 七美芳子阿婆肉粽(ちまき):南滬港近くの有名店。特製タレがかかったモチモチの肉粽は必食です。
- 阿婆冷熱冰(かき氷):熱々のトッピング(タロイモや団子)に冷たいかき氷を載せた名物スイーツ。
- 海鮮料理(九孔鮑・ベラ・海藻):南滬港周辺の食堂で、地元で獲れた新鮮なトコブシ(九孔鮑)や海鮮焼きそば、サボテンアイスが味わえます。
6.交通アクセス
- 行き方(移動手段)
- 馬公(澎湖本島)から七美島へ:
- 高速船(民営フェリー):南海遊客中心(馬公市)から出航。
- 公営交通船(南海之星):馬公〜望安〜七美間を運航。
- 飛行機(徳安航空):馬公空港または高雄空港から七美空港への小型機便あり。
- 七美島到着後の移動:
- レンタルスクーター(機車):島内巡りの最も主流な方法(要国際免許証)。
- 観光周遊バス(環島公車):船の到着に合わせて港から出発する島内周遊バス。
- チャータータクシー:運転手付きのワゴン車(大人数や家族旅行向け)。
- 馬公(澎湖本島)から七美島へ:
- 所要時間
- 船:馬公から七美まで高速船で約 70〜90分(望安経由の場合は約120分)。
- 七美港からダブルハート石滬:バイク・車で約 10〜15分。
- 概算費用
- 馬公—七美 往復船チケット:約 700 ~ 1,200 TWD / 人
- 七美島内バイクレンタル(ガソリン込み):約 200 ~ 300 TWD / 日
- 七美島内バイクレンタル(ガソリン込み):約 200 ~ 300 TWD / 日
7.効率的なおすすめの楽しみ方
- 日帰り(跳島/アイランドホッピングツアー):
- 午前:馬公を出発し、藍洞(青の洞窟)を経由して七美島に上陸。
- 島内巡り:七美南滬港 ➔ 七美人塚 ➔ 大獅與龍頭灣(大獅子と龍頭岩) ➔ 小台灣(台湾の形をした波蝕棚) ➔ ダブルハート石滬(メインスポット)。時計回りに移動すると効率的です。
- 午後:港でローカルグルメを楽しんでから馬公へ帰還。
- 一泊二日(ゆったりプラン):
- 七美島に1泊すると、日帰り観光客が去った後の夕日や、ダブルハート石滬から昇る美しい朝日を静かに鑑賞できます。
8.注意事項
- 干潮時刻(潮汐)の事前確認:満潮時には石滬が海に沈んでハートの形が見えにくくなります。必ず事前に気象局の「干潮時間(退潮時間)」を確認して訪問してください。
- 日よけ・熱中症対策:七美島は遮蔽物が少ないため、日差しが非常に強力です。帽子、日焼け止め、十分な水分補給が必須です。
- 強風対策:秋〜冬(10月〜3月中旬)は東北季風の影響で強い風が吹き、船が欠航しやすくなります。観光のベストシーズンは4月〜9月です。
- 石滬への無理な立ち入りは禁止:崩落防止および保全のため、展望台からの鑑賞が基本です。海へ下りて直接歩く際は、滑りやすい足元に十分注意してください。
